10代のころは新たなメイク技術を習得するため、日夜努力を惜しまなかったもの。しかしある程度の方向性が定まってからは、ただただ手順が簡略化されてゆくばかりだ。毎日私はキラキラのラメ、つけまつげ、肌色リップなどを20代で卒業。それなりに年相当なメイクで生きているつもりなのだが、特に同世代の女性からそれが悪いとは全く思わないけれど、聞くところによると “30過ぎてギャルメイク” ではあまり異性にモテないらしい。テレビでアイドルや女優さんなどを見るかぎり、メイクのトレンドはどんどんナチュラルになってきているようだ。ちなみに私が普段使用しているメイク道具は「ティーンエイジャーが使っているようなもの」ばかり。ドラッグストアで購入できるまず無印の化粧水を顔面にすり込んだら……ヨーロッパで購入した1500円くらいのBBクリームを適当に塗り、「クリアラスト」のパウダーをはたく。「ケイト」のアイシャドーで目の周りと眉を描いたのち、タイで購入したアイライナーで目尻をハネ上げ……すかさずマスカラを塗ったなら……お伝えした通り私のメイクは決して「濃い」というわけではない。にもかかわらず特に男性から「メイクが濃い」と言われることが多いのは、ひとえに「アイラインが黒い」せいなのだと薄々自覚している。自覚してはいるのだが……JR原宿駅前に今年1月、全女子が1度はお世話になってるとにかく画期的なのは「自分に最適なコスメをアットコスメトーキョーの3階はスマホアプリ会員限定のスペース。無料で簡単に登録でき、タダで休憩やメイク直しができるとあって登録しないテはあまりないぞ!カウンセリングやメイク等のサービスは通常1、2階で行われているが、今回は特別に3階スペースで体験させてもらうことに。担当してくれるのはスタッフの村井さんだ。ここはひとつ……今回は私の年齢に合わせ、ドラッグストアよりもう1ランク上のコスメをメインに揃えてもらった。使用するアイテムもさることながら、したたかにその前にまずは私の普段のメイクについて、私は普段のメイク落としに「顔全体をオイルでゴシゴシする」方法を用いている。所要時間は30秒ほどだろうか。しかしプロのメイク落としは若干様子が違う模様。なにせコットンで優し〜くホホを……「ウォータープルーフ」が “水で落ちない” の意味だとは知っていた。しかし “お湯でつまり私は今まで、オイルではなくそのあとも「ポイントメイクを落とします」「次は目元を落とします」といった具合に、少しずつ丁寧に行われるメイク落としに要した時間はのべ15分!終わってみれば確かにクレンジング後とは思えぬしっとり感。心なしか肌がモチッとしたような気がするぞ! メイク落とし……ノーマークだったけど実にあなどれないヤツだ。次はメイク……と思ったら、美容液をタップリすり込むようにまるでエステのように……肌を引っぱったり持ち上げたり……つまんだりした結果…………さて、その次はカネボウのクリーム。これはようやくメイクの順番が巡ってきた。まず『ポールアンドジョー』の下地。つづく資生堂『ベネフィーク』のリキッドファンデーションはノンテクニックできれいに仕上がるらしい。「春だから軽やかに」か……そういえばハタチくらいの頃は意識していたような気がする。いつからか面倒になり、1年を通して無難な茶色を使用するようになったんだよなァ。季節とかトレンドとか……たまには意識してみたらモテるだろうか?眉と同じピンク色のアイシャドウをまぶたに塗る。私の苦手とする「グラデーション」を作るコツは、まず薄い色を全体、それから先に濃い色を塗り、中間色で境目をぼかすようにすれば簡単とのことだ。普段アイラインは漆黒のジェルを使用しているが、今日はブラウンのペンシルでほんのり優しく。ここでビューラーの登場だ。マスカラに……唇の保湿をしておいてからチーク。顔の中心寄りに色があれば可愛らしい感じ、外側にいけばいくほどかっこいい感じになるのだそう! そうとは知らず、私は長年メチャ外側にチークを入れていた。怖そうに見られるのはそのせいだったのかも……。最後にリップ。幼いころ母親が赤い口紅を塗るのを見ながら「自分も大人になったら塗るのだろう」と思っていたが、ついに塗る習慣が身につかぬまま30歳を超えてしまった。リップに関してはことさら何をチョイスすればいいか見当もつかないので、プロに決めてもらえるのはありがたい。さあ、これにてようやく……“メイク落としタイム” と “マッサージ&美容液タイム” にトータル30分を要したのに対して、メイク自体は15分ほどであっさり完了。下準備のほうが長いという結果、私にとっては大きな驚きだが……みんなはどう?完成した自分の顔を鏡で見てみると、普段とのあまりの違いに戸惑う。が、しかし……アットコスメトーキョースタッフの皆さん、ならびに取材に同行した当サイトのできれば今回使用した全アイテムを購入したい気分だったが、予算の都合により徐々に買い揃えてゆきたいと思う。今回は眉とまぶた両方に使用したパッと見は韓国コスメっぽい『Too Faced』はアメリカ生まれのブランドで、日本へは約半年前に上陸したばかりなのだという。桃色のパレットからはピーチの匂いがただよい、とにかくカワイイ。数日後、当サイト編集部メンバーに男性比率の高いロケットニュース編集部。計7名の意見をまとめると……なんと2対5でいつものメイクを支持する理由は「見慣れているからしっくりくる」「派手なメイクのほうが似合う」「女子アナメイクは若干老けて見える」などといったもの。10代の頃からほぼ変化なしのメイクが、結果として若作りの効果を生んでいたということかもしれない。しかし姉妹サイト(そして何より取材に同行し、スッピン状態からメイクが完成するまで一部始終を目撃していた原田記者の「女子アナメイクのほうが200%イイ」という意見も見過ごすわけにはいかない。特に男性にとって、パッと見は派手なメイクのほうが印象的なのは確か。だがスキンケアやトレンドカラーなどといった細部の小ワザに関しては、見ているうちボディーブローの要領でジワジワと効いてくるはずだ。Report:▼メイクに興味を持った原田記者▼とても春らしい▼女子らしいスタイルで記念撮影▼『Too Faced』のブースはほぼ夢の国だ▼アットコスメトーキョー内には撮影スポットが多数!▼※今回の女子アナメイクに使用した商品は以下のとおり。全てアットコスメトーキョー店頭や通販で購入可能だ(品切れの場合もあり)。【クレンジング】アルビオン アンフィネス『エリミネート クレンジング ミルク』【化粧水】ランコム『クラリフィック デュアル エッセンス ローション』【美容液】ランコム『ジェニフィック アドバンスト N』【クリーム】カネボウ『フレッシュ デイ クリーム』【化粧下地】ポール&ジョー ボーテ『モイスチュアライジング ファンデーション プライマー S』【リキッドファンデーション】ベネフィーク『ファンデーションジーニアス (リキッド)』【フェイスパウダー】エレガンス『フェザー ヴェール』【リップ】カネボウ『Nールージュ』【リップ】クラランス『コンフォート リップオイル』【マスカラ】エレガンス『フルエクステンション マスカラ』【マスカラ下地】エレガンス『カールラッシュ フィクサー』【マスカラ】トゥー フェイスド『better than sex』【アイブロウマスカラ】エレガンス『エアリー アイブロウ マスカラ』【アイブロウペンシル】エレガンス『アイブロウ スリム』【アイブロウパウダー】エレガンス『パーフェクト ブロウ パウダー』【アイライナー】エレガンス『ファインラスティング ジェルアイライナー』【チーク】アディクション『ザ ブラッシュ』©
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